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2014.07.16

バックアップソフトの選び方

おはようございます。Nです。
久々にブログを更新するのですが、今回はバックアップソフトの選び方(完全に主観です)について載せようと思います。
少しでも参考になればと思います。

★システムバックアップのみの場合
・Acronis Backup & Recovery(略称ABR)
対応ハードが豊富で、バックアップ先メディアもいろいろ選べます。
また、実際、これで戻せなかったという事例もほとんどないため、
9割方はABRだと思います。

・CA ARCserve D2D
NECがOEM販売しているため、市場シェアはそれなりにあります。
お客様が慣れているとかでまれに採用することがあります。
戻せなかった事例がちらほらあるので信頼性が少し劣ります。

★データバックアップ/システムバックアップの場合
・Dell NetVault Backup + Bare Metal Recovery Option(旧VaultDR Option)
Linuxが多めのシステムであれば、NetVaultがファーストチョイスです。
ミドルウェア対応オプションエージェントも豊富です。
ディスクバックアップの際、追加オプションが必要になります。

・Symantec Backup Exec + Symantec System Recovery
Windowsが多めのシステムであればBackup Execが推奨です。
コストも最も低くなりますし、ディスクバックアップが標準で可能です。

また、Symantec System Recoveryは独立した製品ですので、
そちらをAcronis等にするパターンも可能です。

・Symantec NetBackup Server
Solaris等のUNIXサーバが混在しているのであればこちらです。
価格は非常に高価ですが、どうせUNIXサーバを採用しているなら、
そこまで気にすることはないと思います。

・CA ARCserve Backup
NECがOEM販売しているため、市場シェアはそれなりにあります。
お客様が慣れているとかでまれに採用することがあります。

・HP Data Protector
ケースは少ないです。

★その他
・バッチ/Shellスクリプト等
商用バックアップソフトウェアを購入せず、
Dumpスクリプトやrobocopyスクリプトと、
Cron、タスクスケジューラなどで実装している案件も多いです。