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2019.05.31

るり公園

お初にお目にかかるでござる。
拙者、大阪藩の濱ノ助と申す者也。
先日、京の都へ出向いた故、その節報告致す。

 

フクロウなる生き物の集いし集会所のようでござった。警戒が厳しく内部への潜入は断念致した。

 

 

都で流行りの猫侍なる者共。

 

本日の題名にもなっておる「瑠璃光院」の最寄りの関所でござる。

 

 

お分かり頂けたであろうか。見事な隠れ身の術でござる。このご老人、只者ではないで候。

 

見事な木橋でござる。どれ程の月日を費やし造りあげたのであろう。あっぱれじゃ。

 

水遁の術の鍛錬の様子。体が黄色くなる程の厳しい修行でござる。

 

近頃西洋からもたらされたという「のすたるじっく」なる言葉が似あう景色にござった。

 

以外に控えめな門構えでござるな。たのもーーー

 

門を潜るとやはり立派なものであるな。

 

さぞ名の知れた庭師による仕事でござろう。

 

ぼうずがびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいたわけではないようでござった。

 

なんと立派な平城京。

 

西洋から持ち込まれし化け猫椅子。

 

七色に輝く虹が見えたでござる。拙者、あまり先が長くないのかもしれぬ。

 

今のうちに贅沢品を口にしておく。かの有名な辻利殿から頂いた逸品。

 

西洋の言葉でriver RAMENという名の食事処に立ち寄ったでござる。

 

都を発つ直前、上り鯉の大群を目にしたでござる。拙者の余命が少し延びた気がしたでござる。

 

これにて報告を終える。今回の偵察が皆の者にとって有用であることを願うばかりである。

 

注 : 題名にある「るり公園」とは、「瑠璃光院」を聞き間違えた者共の間で使われる通称である。