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2021.07.09

おさかなおいしい

こんにちは、はじめまして。

東京オフィスの……だれだわたしは。あだ名がばりばり個人名なタイプなので適当にASにします。今だけ私はASです。

さて、テーマは自由とのことですが生憎ブログで語れるタイプの趣味はなく、ペットもいないので鯖の捌き方の話でもします。
この方法は魚の心臓を潰さないので出血を抑えて捌ける方法です。
検索してもあまり出てこないタイプの捌き方です。
鯵にも使えます。鰹は無理です。

写真は……グロ無理という方のために無しにします。文章だけではわかりにくいですが、みなさまの想像力をあてにしつつ頑張ります。

では、3枚卸しなどができる状態になるまで捌きましょう。

  1. まな板と包丁をしっかり消毒します。
    作業する場所もよく消毒します。
  2. 魚を用意します。新鮮なものがいいです。
  3. 魚を真水で洗って、キッチンペーパーなどで水気を取ります。
    このとき、こすると魚が傷むのでぽんぽんと軽く叩くようにします。
  4. 頭は左に、尻尾は右に、手前に腹が来るようにまな板の上に置きます。
  5. 包丁を尻尾の付け根あたりに軽く当てます。
    切ってはいけません。
  6. 軽く当てた状態のまま、左手で胸びれを持ち上げます。
    包丁を右から左に滑らせ、胸びれの付け根の固い部分に当たったらそこで包丁を止めます。
  7. 包丁をまな板に対して直角に立てた状態にし、胸びれの付け根に包丁を当てたまま右に一歩動きます。
    そうすると、包丁が胸びれの付け根に当たったまま包丁の根本あたりに腹びれの付け根が来るはずです。
  8. そのまま包丁の先(魚の背側)は深めに、腹に当たる部分は浅めに引いて切ります。
    絶対に内臓を切ってはいけません。
  9. 魚の頭を持って90度手首を回して腹が上に来るようにしてから、さっきの切り口に続けて浅めに切ります。
    魚の種類や大きさによりますが数mm程度の深さです。
    絶対に内臓を切ってはいけません。
  10. 魚の頭を持って更に90度手首を回し、8の切り口と9の切り口を繋げるように、腹側は浅めに背側は深めに引いて切ります。
    絶対に内臓を切ってはいけません。
  11. また魚の頭を持って90度手首を回し、今度は背側を上にします。10で繋げた部分の切り口を背骨に当たるまで深く切ります。
    まだ背骨は切りません。
  12. 11で切った切り口が手前に来るように魚を置きなおします。
  13. 包丁を立てて、刃先を背骨に直角に当てて背骨を切り折ります。
  14. 魚の頭を奥側に、尻尾が手前に来るように縦に置きます。
    腹が右、背が左になります。
  15. 包丁を刃が手前になるように持ち、刃先だけ9で作った切り口に数mmだけ差し込み、魚の肛門まで切ります。
    内臓を切ってはいけません。
  16. 包丁を置いて、左手は背側の切り口から中指を差し込み、折った背骨を押さえ、右手は頭を持って肛門を支点に時計回りに回転するように内臓とセットで頭を引っこ抜きます。
    引っこ抜いたらすぐ肛門と繋がっている細い管を左手の指でつかんで引きちぎります。
    寄生虫は内臓に存在しているので、それが身につかないようにするため手早く内臓と身を切り離します。
  17. 身の内臓が入っていた部分を流水で洗います。
    このとき、指先を使ってがっつりこすり洗いをしてください。
    ただし腹の身が薄い部分をめくったりしてはいけません。身が痛む原因になります。特に鯖などの身が柔らかいタイプは、焼いたときにそこから崩れてしまったりします。
  18. キッチンペーパーなどで水気を取ります。
    内臓が入っていた部分もキッチンペーパーを詰めるようにしてしっかり水気を取ります。
    こすると魚が傷むのでぽんぽんと軽く叩くようにするのを忘れないでください。

これで、2枚卸しでも3枚卸しでもできる状態になりました。
文字通り煮るなり焼くなり好きにしてください。
生で食べてもよいですが、アニサキスが身に潜り込んでしまっている可能性があるので自己責任でよろしくお願いします。

内臓は洗って食べることもできますが、寄生虫が怖いのでおすすめしません。
頭は適当に切り開いてだしを取ったりできます。卸した場合は背骨も同じように使えます。

私はこの方法で鯖寿司や鯵のなめろうなどを作りました。美味しかったです。

おわり。

P.S.
ゴジラvsコングめちゃくちゃ面白かったです。大怪獣街中プロレスデスマッチみたいな感じでした。
字幕のDOLBY ATMOSで観たので、吹替とあと爆音やレーザー上映など映画館を変えて何度か観たいです。