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2025.07.25

資格試験が苦手でも合格できた!Python3エンジニア認定基礎試験 合格体験記

はじめに

Python3エンジニア認定基礎試験を受験し、合格したので体験記を残します。
Qiitaにも同様の記事がありますが、本人です✌

この記事の対象者

  • 他言語の資格取得経験はあるがPythonを触ったことがない
  • 模試を解けるサイトが複数あるけどどれを中心に勉強したらよいかわからない
  • なるべく本や講義を購入せず無料で合格したい

私のスペック

  • 実務経験なしで、2022年の4月にグリーンウェイズ株式会社へ転職した人です。
  • 会社の研修でJavaをメインに3か月学習し、3か月目にJavaSilverSE8を取得しています。
  • vb.netで開発をしていた時期もありましたが、1年半前に進捗管理の業務に就き、ほとんどコードを書いていません。
  • 試験のような「腕試し系」のイベントが苦手で、これまであまりチャレンジしてきませんでした。そのため資格勉強の経験も少なく、自信がありませんでした。

なぜ受験しようと思ったか

  • 編み物にドはまりし、「編み図を日本語文章化するアプリケーション」を作って、編み図が読めなくて困っている方向けに公開したいと思ったのが動機です。
  • 何で作るかを考えたときにPythonで作るのが良さそうだったが、知識と経験がなかったので基礎構文を学ぶついでに資格を取ることにしました。
  • 同期の1人がすでに資格を取っており、そこまで難易度高くないよと教えてくれたのも大きかったです。

試験概要

https://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam/python3basic.html

勉強方法

Step 1:Pythonの基礎構文を学習する

まずは基礎構文が読めないとどうにもなりませんが、いきなりPythonチュートリアルを読み勉強しようとすると挫折する方が多いのではないかなと思います。

そこでおすすめしたいのが、選択式のアプリです。

私はPython プログラミング入門

iOSアプリへのリンク

各単元ごとに復習テストも用意されていて、関数やアルゴリズムにも触れてくれるので良いアプリだと思います。

アプリじゃなくて動画がいいよという方は、Youtubeで下記の動画を視聴するのがおすすめです。

Step 2:模擬試験サイトの問題を解く

基礎構文が理解できたところで、早速模試を解いていきます。

ここで選択肢として、無料の模擬試験を提供しているサイトが4あります。

私の中では以下のような順で使いやすかったです(出題の難易度や解説の有無を基準にしています)。

ExamApp > DPro Exam > PRIME STUDY ≒ PyQ

・ExamApp

https://python-basic.com/

難易度別で初級・中級・上級の3回分の模擬試験が無料です。一問一答形式の為、最初の学習やすきま時間にぴったりだと思います。

わからない問題がいっぱいある…全部わかんない…と思いながら40問を解いて、そのあと40問分まとめて振り返りと復習をする必要がないので、コストが少ないと思います。

また、解説を読んでもわからないところはChatGPTのPython(カスタムバージョン)に聞いていました。

・DPro Exam

https://diver.diveintocode.jp/python_basic/lp

認定スクールである「ダイビック」が無料公開している模擬試験です。

DPro Examはランダムに40問の問題が出題されます。初心者でも解きやすい問題が多く、構文や試験の形式に慣れる目的としておすすめです。

解説教材については月額課金が必要です。

・PRIME STUDY

https://study.prime-strategy.co.jp/

認定スクール「プライム・ストラテジー」が無料公開している模擬試験です。3回分の模擬試験が無料です。

試験終了画面にスコアが表示され、メールでスコアと詳細(正誤と答え)が届きますが、解説の記載はないです。

・PyQ

https://lpm.pyq.jp/qualify_edbasic_entry/

認定スクールであるビープラウドが無料公開している模擬試験です。1回分の模擬試験が無料です。

PDFとGoogleフォームを使用した回答方法で1回きりのため、試験前日まで寝かせて最後の腕試しとして実施しました。

解説が存在しないサイトの勉強方法
  • ChatGPTに聞く
  • 実際にコードを動かす

Python独自の振る舞いについて調べるときはPythonに強い仕様のカスタムされたGPTを使用しました。

ただ、文字スライスであったり、記述の正誤を選択する内容は何度か回答間違いがあったので、公式の回答を渡した上で説明をしてもらうのがいいと思います。

実施の際の注意点

プログラミングの資格試験だとよくあると思うのですが、筆記用具とメモは試験会場にありません。

for文を追う作業は慣れるまでは紙に書いても良いですが、慣れてきたら書かずに実施した方が良いです。

学習時間

基礎構文の学習が4時間
Pythonチュートリアルで4,5,3,8,10章を読むのが3時間、
模擬試験の実施と復習に30時間程度かかりました。

計約37時間の勉強で合格しました。

本番の感想

8割取れていて合格でした、内訳は下記です。

モジュール0%なのはちょっと恥ずかしいですね。

試験結果

全体の難易度は思っていたより高くなかったです。

DPro Examに雰囲気は似ていると思いました。

20分程度で全体解き終わりましたが、自信のない項目につけたチェックが13個あって震えました。見直しで気づける問題もあったので、見直しって本当に大事だと思います。

勉強してよかったこと

  • 次の資格試験への第一歩になった
    試験にとても苦手意識がありますが、今回の成功体験をもとに次の資格にチャレンジしてみようと思いました。
  • Pythonのコードが読めるし書き方がわかるようになった
    自作アプリのコードに生かせています。